九番煎じ

2/3
前へ
/21ページ
次へ
ここはとある撮影スタジオ カメラや照明に音響等様々な物が揃っている その一角には我々の知っているあの部屋のセットが、、 『鬼山田さん入られまーす!』 スタッフらしき男が声を挙げた 「おはようございます、今日もよろしく」 『オハヨウゴザイマース!!』 全部で二十人程いるスタッフ達は一斉に大きな声で挨拶した スタジオ内に現れたのは我々にはもうお馴染み そう、"おっちゃん"だ 『鬼山田さん、最終回の台本です』 「ああ、監督どうも」 監督からおっちゃんに手渡された台本の表紙にはこう書かれていた 【五分間ドラマ滅茶苦茶茶】
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加