第1章「死は私から…」

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班のメンバーは私に謝辞を口々にして思い腰を上げて洗いものがあるなら手伝うと言い出した。手柄を横取りされたみたいで私は一人でやると答えた。 とある大学生が言った私に。ダメじゃないみんなでやらないと、と。私は怒り日がくれる前までに洗いモノをすべて一人で終わらせた。 その夜は特別だった。 私はサチヨの隣に眠るとサチヨが私の手を握った。 冷たい手だった洗いモノで冷えたんだろうとサチヨの手を強く握った。そのままキャンプファイヤーに照らされて眠りについた。 近くでもカップルが寄り添いみんなで眠った。
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