第1章「死は私から…」
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そして翌朝。 サチヨは隣で眠りついていた。握った手は自然と離れていた。 私は無人島の探検に出た、海で釣りをする少年に話しかけ今朝の釣果を聞いた、その時だった。 みかが現れとりとめのない無難な会話をした。 これが生きていたみかと話した最初で最後の会話になった。
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