夢
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私は大きな声で呼び掛けた 『 お兄ちゃん! あげる!』 どうしても受け取って欲しかった 笑って欲しかった 私の好きな空を見ているお兄ちゃんが悲しんで見えたから ビクッと肩を震わせたお兄ちゃんがやっと指先を見てくれた
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