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快感が全身をめぐる。
だけど快感て吐き出さないと狂ってしまう。
その快感の正体はオパール色に光る鳩だった。
それが女の子とつながっている蒼い螺旋に注がれる。
オパール色の鳩は、角度によって輝きを変えながら、蒼い螺旋をたどって女の子に向かっていった。
同じく女の子の方からは、瑠璃色の鳩が蒼い螺旋をたどって、ボクに向かう。
オパール色の鳩と瑠璃色の鳩が、中央で絡み合いながら、最後は天に向かう光の筋になった。
天を照らした二羽の鳩は、オパール色と瑠璃色のマーブルに彩られた大きな卵を招き入れた。
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