銀色の砂浜

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「キミはその蒼をどこで拾ったんだい?」 白い繊維、蒼い螺旋が弾けたことを見届けたボクは、女の子に聞いた。 「知ってるくせに。私にその答えを聞くの?」 女の子の言う通りボクはその答えを知っている。 「……ゴメン」 どうしても女の子の口から聞きたかった。 ボクにとってとても意味のあることだったから。
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