銀髪の少年
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蒼と緑が絶妙に混ざり合い、まるでどこかの銀河のように宙(そら)と星が絡み合う。 それがゆっくりゆっくり回転していた。 少年は、自分が宇宙になっているのを見ると、不思議そうにボクと女の子を交互に見渡した。 「ボクがボクじゃないみたい。ボクはここにいるの?」 少年は服が宇宙になることで、白を超えてしまったことに気付いてしまったよう。 戸惑いと期待の狭間に揺れていた。
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