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「なんか、今度はスニーカーの神様なるモノが流行ってるらしいね」
「そうだね。何でも、浮浪者と見間違える風貌と臭気の神様で、足元だけお洒落なんだって?」
「なにそれー? ウケるんだけどー」
「真新しいスニーカーが眩しい、それ以外はみすぼらしい神様。それが都市伝説のスニーカーの神様なんだよね」
「遭遇すると、自分の靴と、神様のスニーカーを半強制的に交換された末に、願い事が叶うらしい」
「でも、その代償に不幸に見舞われるんでしょ? 怖いね」
「じゃあさ! そのスニーカーの神様を使って今から『いつ?・どこで?・誰が?・何をした?』ゲームやろうよ!」
「スゴい唐突なフリだね……でも私ら3人しかいないよ?」
「だから、誰が? の所はスニーカーの神様固定でやるんだよ。私ら3人はそれぞれ違う所を担当しよう」
「暇人の遊びだね。まぁいいよ。付き合ってあげる。じゃあ私は、いつ? を書くね」
「それなら私は、どこで? を書こうかな」
「オーケー。私が、何をした? なわけね。書けたら教えて」
「「「………………………」」」
「書けた!」
「私も!」
「私も大丈夫。じゃあせーので見ていこうか」
「「了解」」
「「「せーのっ!」」」
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