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俺はソファーに座った女の子の前に膝をついて座り、女の子の片足を持ち上げそっと俺の膝の上に乗せる。
女の子の履いているスニーカーを脱がせ、脱がしたスニーカーを鼻に当て大きく息を吸い込む。
ハァ――思った通りの匂いだ。
俺は足フェチであると共に匂いフェチで、女の子が履いているスニーカーの匂いが大好物。
両足のスニーカーを脱がせ、代わりにバッグからデパートで購入したスニーカーを出し渡す。
もう一度スニーカーの匂いを胸一杯吸い込み、バッグから取り出したビニール袋に入れ密閉。
諭吉10枚を渡しながら声をかける。
「何があったのか知らないけど、自分の身体なのだから大事にしなくちゃ。
今日は此処に泊まって、明日は家に帰りなさい。
良いね」
「ありがとうございます。
スニーカーの神様」
「じゃあね」
俺は女の子を残し部屋を出た。
副都心の繁華街周辺で俺は、神待ちの女の子達にスニーカーの神様と言われているらしい。
俺なんかには勿体無いあだ名だけど、変態って言われるよりありがたいから否定しないけどね。
明日も早い、帰って寝ようっと。
「バイバイ」
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