第一話 クルーズ殺人事件 前編

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「犯人はあなたです」冷たいクールな青い瞳で犯人に指をさした。「ち、違います!」犯人は否定した。そんなことは構わず「あなたは広斗さんがあなたのことを全部バラそうとし、その前に殺した。そうですね?」犯人の顔をみて言うと、犯人はその場で跪き「殺すつもりなんてなかったのよ・・・」といった。その後すぐに警察が来て女性の犯人を逮捕した。すると記者の人達が大勢でやってきた。「いや~流石は探偵のプリンセス、今日も見事な推理で、あの事件の動悸はなんだったんですか?」と聞いてきた。探偵のプリンセス通称リカは「答える必要などありません。失礼します。」リカはその場で断わった。そのまま車に乗り、屋敷へ帰ってきた。「おかえりなさいませ、リカ様」とさっきまで車を運転していたリカの執事がお出迎えをした。「えぇ、ただいまルカ」といった時向こうのドアから2人の男子と女子が出てきた。「おかえり、今日も推理が早いね~」「どんだけ解くのが早ぇんだよ。」男子たちがいうとリカは2人を睨んだ。「うるさいわね、いいのよ、私の勝手でしょう。ルル、レイ」ソファに座ると「おかえり!」「今日もお疲れ?」姉のリンとエリが来た。「お、お姉様、エリ」今日は早いわねと姉と話しながら、着替え部屋に移動する。「皆様はもう少しここでお待ちください。食事の用意をいたしますので」一礼してから、向こうの部屋へ行ってしまった。しばらくするとリカが黒いドレスに着替えてやって来た。「やっぱり、リカはクールな感じだから、黒いドレスとか青いドレスが似合うよね~」リカの黒いドレスを見ながら1人で言っている。「褒めてくれてうれしいわ」少し赤くなりながら、言うと「お前のこと、褒めてないと思うぜ?」ルルがからかってくると、カードを出しルルに指そとしてくる。「何か言ったかしら・・・?」ひぃ、と恐れ、「な、なんでもありません。、うわっ怖ぇ~」 「リカってほんと怒ると怖いよね~」と小声で言う。そんなことでしばらく続けているとルカが「お食事の用意が出来ました。」ドアを開け、こちへと手で案内した。応接室にくるとルカがリカに椅子を引いてくれる。「お嬢様、どうぞ」ありがとうとひとこといい座る。「今日の夕食は、ステーキです。」いうと「おっステーキじゃん!ラッキー?」と1人で盛り上がっている。リカは早く食べて「今日は早く寝なさい明日は早いんだから」
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