第一話 クルーズ殺人事件 前編

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「え?明日なんかあるの?」隣で紅茶を飲み、リンがいいだす。「明日はみんなで一週間クルーズに行くのよ」わくわくしながら1人で楽しんでる。「いいじゃんレイ、リカと同じ部屋に行けるかもしれないぜ?」にやけながらレイを見る。「そうだね、リカと同じ部屋にいられるなんて僕嬉しいよ」ニコッとしながらリカを見ていると「ほら、さっさと寝なさいじゃないと明日置いて行くわよ」ルカと一緒に寝室に行ってしまった。ルカが着替えを持ってきてくれる。カーテンを閉め着替える。「ルカ、もう大丈夫よ、後はみんなの夕食の皿を片付けてあげなさい。明日は早いんだから」一礼し、「かしこまりました。では、おやすみなさいませ。」ゆっくりとドアを閉めた。リカが寝た後みんなは「リカってレイが好きなんでしょ?」ルルに聞くと「あぁ、そうらしいぜ」レイを2人で見る。「何?」首を傾げていると「ねぇ、レイはリカのことをどう思っているの?」同時に言われ、驚いた。「僕はリカのことが好きだよ」ニコッとしながら答える。みんなは、おぉと納得していると「皆様、そろそろ寝た方がよろしいかと...」見ると、時計の刺す針がもう11時になっていた。「そうよ、みんな寝なさい」リンは自分の部屋へいってしまった。すると「そうだよ、今日は早く寝よ!ね?」ね?となんどもいってくるので2人は「仕方ねぇな、寝るか」「だね~」納得し、そして今日の一日が終わった。次の日、起きると「お目覚めですか?お嬢様」カーテンを開けていたルカだった。「はぁー、みんなは?」着替え室で着替える。「もう、お目覚めになって朝食を食べておりますよ。」答えた。 着替え終わり階段を下りてくるとルカが言っていたようにみんなは朝食を食べていた。「あら、リカおはよう?」「おはよう、お姉様」朝食を食べていると「ねぇリカ、リカってレイのことが好きなんでしょう?」いきなり聞いてきた。しかも、本人の前で「・・・さぁ、どうかしら?」ルカが言ってくる。「あ、そだ。昨日レイがお前のことが好きだって言ってだぞ!」すると少し顔が赤くなり、レイも赤くなり「やめろよ~」と照れている。みんなでやっていると「ほら、用意しなさい行くわよ!」なぜか姉が仕切っている。「... 一番張り切ってるのってお前の姉だよな・・・」耳元っ言われる。りかは一つため息をつくとメイドたちが荷物を用意してくれる。 「りか様車で送りましょう。」 リカの祖父だった。
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