第一話 クルーズ殺人事件 前編

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その時!バタッ「きゃーっ」何か落ちた音と女性の悲鳴が聞こえた。「行くわよ・・・ルカ!お姉様をお願い!」頷き、リンと部屋に戻った。リカたちは、その悲鳴が上がった場所へ来た。「これはっ」見ると、そこに男性の死体があった。「みなさんの中で悲鳴をあげた人はいますか?」1人の女性が前に出て来た。「あなたが悲鳴をあげた人?」ゆっくりと頷いてくれる。「他のみなさんは一旦ホールへお戻りください!それとそこから、動かないでください!お願いします!」指示を出すという通りにしてくれる。「さて、まずは名前とどういう自体になったのか、話してください。」ゆっくりと口を開いた。「私は、南はるです。彼は、私の彼氏です。少し前までここに2人で風に当たっていました。でも、途中で誰かから電話が来て、どっかいってしまったんです。」泣きそうな声でいった。「それでこうなったと」頷く。「てことは・・」」ルルが考えていると「でははるきさん、あなたの近くにいた人はどのくらいいましたか?」少し考えて「えっと確か、10人くらいだったと思います。素直に答えてくれた。ホールに戻り「みなさん、目撃者の人は前へ」女性のいった通り10人が前に来た。「あなたたちが目撃者の人たちね?」 「あぁ、俺たちは、人が落とされる瞬間を見たんだ。多分、女の人だったと思う。」だが、少し引っかかる。「でも、女の人は男を落とせないぜ?」リカは考える。「もし、その 彼女が男だったら、あるいは...」「何らかの罠を仕掛けたとしたら」今日は一旦部屋に戻ってもらい、待機することになった。「ねーねー、難しいよぉ~今回の事件!りか、これ解けるのー?」だが、リカは聞いていなく、何かずっと考えているようだった。「お嬢様、そろそろ入浴して来てはどうです?考えてるだけではあまり良くありませんよ」「そうね」着替えを持ち入浴場へ行った。ガラッとドアを開けるとルルが入っていた。「よぉ」「よぉ、じゃないわよ!だいたいなぜあなたが入っているのよ!ここは女子風呂じゃなかったの?」やりとりしていると後からレイが入ってきた。「ここは、男女風呂だよ」驚き、固まる。「だから、行ったんじゃないの?」「知ってると思って返事したのよ」後ろから、2人も入ってくる。多分、ルルは私が考えている時に入ったんだろう。「私、もう出るわね」ドアを開けて出て行ってしまった。
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