第2話 クルーズ殺人事件 後編

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カードの声を聞き、しばらくして目を開ける。見えた、とつぶやきゆっくりと口を開く。「犯人は、あなたよ!真くん!」真の方に指で指す。「うっ」「あなたは先生が会議室にいる間、ゆっくりと職員室に入り、テストの答えをカンニングした。そうですね?」「う~」先生は怒鳴らずゆっくりと口を開く。「なぜ、カンニングをしたんだ?」うつむきながら「誰よりも僕は賢いんだってみんなにおもいしらせたかったから...」「あなたはもう随分賢いわ」「ありがとう」くるりっと回り車に向かおうとする。が、何かを思い出したのかレイに一枚の紙を渡した。「ここに来れば理由くらい、教えてやってもいいわ」車に乗り、屋敷に帰った。リカは、これからも事件を解くのが多くなっていった。それからレイが入り、ルルも入り、エリも入ってこんな形になった。リカは父のためにも事件を全て解決すると決めた。・・・「リカ~聞いてるの?」気づいて振り向くとレイがいた。「ご、ごめんなさい、少し考え事をしていただけよ...」「ふ~ん、ま、いいや」私たちは眠りにつき、そうした今日の1日が終わった。・・・「ど、どういうことだ?」「あなたが悪いのよ...あなたがあんなことをしなければ」ナイフで男を刺す。・・・そして、その男は倒れ、女は走って逃げていった。次の日「リカ、起きて!」レイが揺さぶってくる。起きると「お嬢様、事件です。」急いで着替えその現場へ行く。すると「同じ形の死体...」ルルがつぶやく「これは、同一人物ね」「そろそろまずいかもね、リカどうする?」考え「私より後に立ってくれないかしら」みんなはいう通りに動くとリカはカードを取り出し、目を瞑り何かを感じてる。しばらくし目を開ける。「どうだ?解けそうか?」首を横に振り「いいえ、まだよカードのヒントが足りないわ。ただ...」「ただ?」女性がこっちにくる。「あの、ヒントって?」「私は、被害者の話とこのカードの声のヒントを元にして、事件を解くんです。」その間、ルカが男にタオルを掛ける。「...もう一つ事件が起こるわ」3人が驚いていると他の人が騒ぎ始める。「そんなこと信じるものか!」「そうだ!そうだ!」リカに怒鳴りつけてくる。
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