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「楓、おいで。首輪は俺が外してあげる」
当たり前でしょ!鍵は隼斗が持ってるんだもん
素直に私は隼斗の所まで行った
首輪を外してもらい、いきなり隼斗に抱き締められる
「楓が買ってきたチョコレート、俺に食べさせてよ」
「いらないんじゃなかったの?」
「いらないなんて、言ってないでしょ?早く、楓の口移しで食べさせて」
隼斗は、そう言って私に「あーん」と口を開けて待機した。
「もう、仕方ないな………」
私が想像しているスウィートな甘い関係には程遠いけど、こういう関係も悪くはないのかもしれない。
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