私の彼氏は天使のような悪魔な王子様

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「2丁目のコンビニで限定スイーツ買ってきてって言ったよね?」 ○越デパートの地下にある有名なスイーツを買ってきた私を、目の前でデカデカと足を組ながら天使のような笑顔を見せ文句を言う悪魔 わざわざ、なけなしの お金をはたいてまで買ってきた小遣い2ヶ月分の高級チョコレート それをこの悪魔はコンビニスイーツでないと、ダメだと、にこやかに文句を言う。 天使のような悪魔こと <沢城 隼斗> 17歳 私(奴隷&犬)<神無月 楓>17歳 こんなチグハグな二人は、正真正銘の恋人同士なのである。 いつもいつも、犬のごとく 命令され 忠実に言うことを聞かないと、お仕置きが待ってるのだ。 その、お仕置きがとんでもなく悪趣味で… 「今からコンビニ行って買い直してきて」 「はぁ?嫌だよ!私、もう買えないもん」 財布の中はスッカラカン 隼斗の家から、コンビニまで早くても15分。 往復30分…… 嫌だ嫌だ嫌だー 絶対、行きたくないし ていうか、買えないし… 「じゃあ、お仕置きかな。こっちに おいで」 さあ、と言いながら両手を広げる隼斗。 これは素直に行ってはいけない… 素直に行ってはならないのだ。 なぜならば…… その両手の先には良いことなんて一つもないのだから ここは言うこと聞いてなるものかと固くなに小さな抵抗を見せる私 しかし、私の抵抗も空しく隼斗の お仕置きはエスカレートする 「早く来ないと、どうなっても知らないよ?」
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