11人が本棚に入れています
本棚に追加
無理矢理、隼斗の胸に引き寄せられた私は
隼斗に首輪をはめさせられた。
「はい。今から俺の犬ね。何でも言うこと聞いてもらうから」
「は?ねぇ!ちょっと、酷くない?いきなり首輪なんて…… 外してよ隼斗」
私の首には赤い首輪がガッチリと付けられていた。
しかも鍵付きの…
隼斗は、その鍵を器用にクルクルと人差し指で回しながら私に悪魔の微笑みを向けた
「まず、その口を塞ごうか」
隼斗の唇が私の唇を塞ぎ、隼斗の舌が私の口に容赦なく侵入してきた。
息もできないくらいの激しさに、私の身体は熱を帯びる。
そんな、私を嘲笑うかのように
「あれ?これだけで感じてるんだね。可愛い」
私の耳もとで囁いた。
そして隼斗の唇から解放されたかと思うと次は首筋へと下がっていく。
首筋は私の弱い場所。
「もう、止めてよ隼斗……」
私の願いもむなしく、制服のシャツに手をかける。
そして……リボンをほどき
右手で器用にボタンを外していく。
これ以上は、ダメだって!
隼斗を止めないと……
「隼斗…… ダメだよ。止めてよ……こういう事は、お仕置きじゃなくて ちゃんとした時にしてもらいたい」
顔を赤くしてる私は説得力がないけれど、必死に隼斗の右手を押さえた。
私と隼斗は、まだ そこまで行ってない。
途中までなら何度かあるけど、いつも寸止めで終わる。
だから、尚更
ちゃんとした時にしたいのに……
最初のコメントを投稿しよう!