一話

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た:「どうでもいいけど、どうして完熟というとマンゴーとパインしか思い浮かばないんだろうね」 み:「知るか!!でも、良い機会じゃん。何事もチャレンジだよ!ささ、このたまごをかけちゃおうよ。 コンプレックスなんて、努力すれば私みたいな奴だって克服できたんだから。大丈夫、たまちゃんならできる!!真っ白な大地を、黄色いハンカチだらけにしちゃおうよ!」 た:「なにそれ、気持ち悪い」 み:「なんだって!?黄色は幸せの色なんだよ。さあ!」 た:「……そうだよね、逃れられない運命なら立ち向かわないと!立ち向かって……大人になる!!」 ここで、たまこはみのりから個包装のふりかけをもらい、ぱらぱらと白米の上にまぶしていった。そして、全速力で書き込み……完食した!!
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