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そして翌日、また庭へ来てみたら、この寒いと言うのに窓全開の縁側で足をぶらつかせ、待ってましたと言わんばかりに笑われた。 いつもと同じ、長い髪を風に任せて白過ぎる白装束に身を包んだヒナ。 今日は暖かいからと自分の隣を勧めて来た。 こいつ、俺が何者かわかってるのか? とうとうそんな疑問すらもおかしいのかと思い始めてしまった俺は、今日はやっぱりおかしかったのか、促されるままヒナの隣へ腰掛けた。 「今日はいっぱい食べ物あるからさ、一緒に食べよう」 「俺は肉が食いたいんだ」 「肉ー? 残念だけどそれは無いや、でも野菜とご飯は有り余るくらいあるよ」 ヒナの振り向きにつられて振り向くと、其処には沢山の野菜に果物、米俵が三つも積まれていた。 こやつ一体何者!?
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