第1章

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私が五歳の夏 突然、おばあちゃんが亡くなった。 「昨日も遊んでもらったよー」 お母さんに昨日の事をニコニコしながら言っていたらしい。 全く、記憶が無いけど 私の言葉に、お母さんは驚き…固まった。 何故なら、おばあちゃんは寝たきりで私と遊べるはずがない。 それでも、お母さんは 「そう 遊んでもらったの 良かったねぇ。 何をして遊んでもらったの?」 驚きつつも優しく語りかけてくれた。
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