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「ええっとね…
絵本読んで…
それから…うーんと……
お散歩した!」
話すのが嬉しくて、お母さんの服を何度も引っ張った。
「そう
良かったねぇ
何か、お話しした?」
「あのね
おばあちゃんは、いつも容子の側に居るから大丈夫。
おばあちゃんは容子ちゃんのうさぎだからって」
私はピンクのうさぎを撫でながら
「ネッ
おばあちゃん」
ピンクのうさぎにチュ~!
お母さんは、小学生になった時、この事を話してくれた。
なんとなくしか覚えていない。
おばあちゃんの記憶。
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