24人が本棚に入れています
本棚に追加
真奈美の夢はパティシエになる事。
もしなったら、直也に最初に私が作った物を食べて貰うんだ♪
にっこり笑いながら、直也に言った事がある。
しかし、現実はそう甘くない。
お菓子づくりは難航していた。
毎日授業でボウルと材料とにらめっこをする。
理名は隣で私の様子を見ている。
理名「真奈美、やらないの?」
真奈美はかきまぜる時に使う物を持ちながら、プルプル震えていた。
真奈美『毎日毎日、お菓子づくりは楽しいけど・・・理名は何故ここまで上手く作れるの!?』
隣を見ると、材料の制限されているにも関わらず、完璧すぎるチョコレートケーキを作っていた。
真奈美は、それを見た後に作っているのだ。
プレッシャーが大きい。
真奈美『落ち着いて、私も頑張ればきっと・・・!』
・・・無理でした。
作った物は批判された。
・・・砂糖と塩間違えた。
そんなこんなで時間は過ぎて行った。
最初のコメントを投稿しよう!