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入院最後の日の夜、俺は「神」に会った。
ベッドに横になり夢の世界にいこうとした時、目の前が凄く眩しくなって光の渦に巻き込まれた。
そしてま、次に目を開けると宮殿のような場所にいた
??? 「こんにちは、坂原晴樹君」
晴樹 「誰?」
すると目の前の王座?
的なところのカーテンが開ききれいな女性が出てきた。
??? 「私の名前はミネルバ。詩・ 医学・知恵・商業・製織・工芸・魔術を司る女神よ」
晴樹 「神様?」
ミネルバ 「そうよ。ここは神の世界。」
晴樹 「俺に用があるの?異世界転生とか?
」
ミネルバ 「私はあなたを異世界転生させることなんかできないわ。けど、自分が「大人」じゃないことに気づいた
、君に、力をあげようと思って。」
晴樹 「力?どんな?
」
ミネルバ 「内気な君には言いたいことが言える力をあげられるけど、
いる?」
晴樹 「欲しい?
m(__)m」
ミネルバ 「素直ね。わかった。このペンの中に、力をいれとく。力を使いたいときはこのペンに「使いたい」って願えば使える。願ってないときは普通のペンだから。」
晴樹 「ありがとうございます。」
ミネルバ 「じゃねー。」
といわれると、また、
目の前が眩しくなって、光の渦に巻き込まれた。
そして、目を開けると、入院している病院で、いつもと違うのは
、手に、あの女神からもらったペンを握っていることだけだった。
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