空飛ぶ「スニーカーの神様」

4/4
前へ
/4ページ
次へ
これを1人でも多くの人に伝えなければいけない。 そこで自分が体験したことを記した次第です。 ホッと安心したのも束の間、来訪者を告げる音が耳に届きました。 「んっ、誰かが来たみたいだな」 私は投稿ボタンを押して、黒服を着た3人の男が待つ玄関へと向かいました。 以上が、小説投稿サイト「エブリスタ」に寄せられた手記である。 これを投稿した者の消息は、今もなお不明のままである。 彼が消えた部屋には、拾ったという『スニーカーノート』は存在しなかった。 果たして彼は、何を目撃したのだろうか? 果たして彼は、何を体験したのだろうか? それを知る者は、この地上にはいない…。 ──空飛ぶ「スニーカーの神様」 終(?)
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加