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これを1人でも多くの人に伝えなければいけない。
そこで自分が体験したことを記した次第です。
ホッと安心したのも束の間、来訪者を告げる音が耳に届きました。
「んっ、誰かが来たみたいだな」
私は投稿ボタンを押して、黒服を着た3人の男が待つ玄関へと向かいました。
以上が、小説投稿サイト「エブリスタ」に寄せられた手記である。
これを投稿した者の消息は、今もなお不明のままである。
彼が消えた部屋には、拾ったという『スニーカーノート』は存在しなかった。
果たして彼は、何を目撃したのだろうか?
果たして彼は、何を体験したのだろうか?
それを知る者は、この地上にはいない…。
──空飛ぶ「スニーカーの神様」 終(?)
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