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「あ…たぶん。言われた内容忘れるくらい、ショックだったかも」
「まあ、君が助けてなかったら、記憶を失ったってだけじゃすまなかったかもな…。
だから、君のしたことはすごい事だよ。
僕には、きっとできない」
「渡…瀬…」
俺は泣きそうになっていたが、ふと、我に返った。
そして、目に入ってきたのは、周りの変なものをみる視線。
涼もそれに気が付いたのか、少し赤くなっていた。
──こいつ、乙女か。
つい、そう思ってしまった。
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