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「今の2人の状況は、まさしくそれだね。
ま、周りからの印象によって、どうとでもなることだから、心配はいらないよ」
そう言いながら、向かった先はカフェテリア。
「こんな、カフェテリアなんて、視線が痛い」
「おっ俺も」
「大丈夫。行くとこはここじゃないから」
そう言って、振り返ると2人は不思議そうな顔をしていた。
たぶん、カフェテリアの先にあるものを知らないんだ。
私はそう感じた。
私はそのまま歩き続け、本来の目的の場所に向かった。
「ここだよ」
そう言いながら、重たいドアを開けた。
「えっと、ここは?」
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