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「あ、ここはね、内部生でも知ってる人がほとんどいな。
お茶菓子まったり部の部室」
「お茶菓子まったり部?何その部活」
「そんな部活あったか?俺らの見た部活紹介の紙にはなかったぞ。そんな部」
そう言いながら、もっと不思議そうな顔をする2人。
すると、奥から梓と凜が出てきた。
2人は、紅茶を持っていた。
「あー、来た」
雨音に気がついた梓が小走りにこちらへやってきた。
「ようこそ!お茶菓子まったりクラブ、通称『お茶会部』へ」
笑顔で迎える、梓と凜。
「えっと、音の知り合いってことでいいんだよね」
「うん。小学校からの」
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