第1章 鉢合わせ

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第1章 鉢合わせ

咲「あーもう!!担任話が長過ぎ!! なんで今日に限って終礼あんな長いんよ!!」 奈々美「まあまあ咲、先生の話が長いのは いつもの事じゃん」 咲「なんでうちらのクラスだけ担任の話が長いんよ!他の学年なんかうちらより20分も前に教室の横 通って帰ったんよ?!」 奈々美「っはは笑笑まあそうだけど、 先生にとってはあれが普通なんでじゃない?」 入学して最初の朝礼の時も校長先生が 教室の外で 待ってたぐらいだし・・ 咲「いやいやありえんし!あれが普通だったら うちら毎日帰りの電車ギリギリじゃん!!」 奈々美「確かにあんまり時間はないね」 咲「でしょ?はぁ~はやく帰りた~い」 ♪~ 「次は広橋~広橋です」 咲そう言うと知らせるように電車の アナウンスがながれる 咲「よしっ!!やっと寝れる!!バイバイ奈々美また明日」 奈々美「うんまた明日ね~」 眠いな・・あ・・これ・・ ・・・・・・・・ ・・・・ 母「奈々美 自分が人にされてやな事は人にしちゃだめよ?」 麻里「ねえねえ奈々美ちゃんとは、 遊んだりしない方がいいよ」 波瑠「あーなんか存在がうざいよね でも梨奈も大変だね!!あんなこと一緒にいないといけないとか」 梨奈「そうそう!!マジ大変でもそれは麻里も波瑠もじゃん」 麻里「まあ、表面上はね!」 波瑠「いや、それいったらみんなでしょ?」 梨奈「まあ、奈々美と約束して真面目に約束守るやつなんていないでしょ?」 「「っははは・・それな!!」」 ・・・・・・・・ ・・・・ ・・・夢か・・・ ・・っ・・小鹿君・・ 前の席を見ると中学の同級生 小鹿優斗が座っていた ・・寝てる・・ ♪~ 「次は黒橋、黒橋です」 降りる準備しなきゃ・・ 荷物を持って6時すぎてるため駅員さんが いないので運転手さんに定期券を見せ 汽車から降りる・・ 「ありがとうございました~」 自転車置き場に行き自転車に鍵をさし 家に帰るため自転車をこぎ始め道路にでる 太田「山本さん!!!!」 ・・・・小鹿君 顔をみなくても声を聞いただけで 誰に呼ばれたのかすぐにわかった けど・・私は彼と話すことは出来ない 耳にイヤホンさしいつも以上に急いで 自転車をこぎ家に向かう
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