22/23

254人が本棚に入れています
本棚に追加
/94ページ
「まぁ…恋愛は当分いいです。仕事充実しているし 休みの日は、おばあちゃんやお母さんや廉のために使いたいですから…」 これは心からの本音。 家族の時間が楽しいから、それが削られてしまって ストレス感じたくない。 仕事は辛いことや歯がゆいこと、色んなことあるけど、 私が、家族を大切にするように、みんながきっと家族を大切にしている。 その日常が続くお手伝いが出来ればと考えている。 まだまだ未熟な私は、そんな大きな仕事できないけど…。 何事もなく毎日を送れること、仕事を終えるとホッとする。 そんな毎日を重ねていきたいと思う。 「そんなこと言ってたら、適齢期過ぎちゃうよー。」 丸さんはそう呟くけど、 「適齢期って?誰が決めたの?人に決められたタイミングで 自分の人生焦りたくない。」 まっすぐ丸さんを見つめて生意気なことを言い放つ。 ちゃんと生意気だってわかっているけど、周りに茶化されて、 そうか…なんて納得したくない。
/94ページ

最初のコメントを投稿しよう!

254人が本棚に入れています
本棚に追加