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丸さん経由でお引き受けしたのがその次の日。
詳細を聞くと、女性雑誌を見せられ、
「こんな感じの洋服で、少しそうだな…
女性っぽい感じで…」
小林さんに言われて、
「女性っぽく見えていないですね…普段。」と、
悪態をつくと、
「いやいやいや。坂崎さん好感度高いよ。
女子女子していなくて、僕はそういうの好きですけどね。
ただ、こんな感じの女子が多い場所に潜入するんで…」
私の言い方が悪かったのか立場の上下が逆になったみたいに
タジタジしはじめる。
この人…こんな感じにいじると面白い人だったんだ…と新発見。
「次の坂崎さんの非番と重なる奴、いねぇか?」
小林さんは雑に周りを見渡して、
声をかけるけど、
休みを合わせてどうするのやら…。
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