245人が本棚に入れています
本棚に追加
/92ページ
「少し食べる?」
まだ手を付けてないパスタ、
松井さんからそんな提案されると思ってなかった。
「いや、良いです。」
カレカノだったら有りだけど、
ねぇ、、
「そう?ホントに甘いものだけで大丈夫?」
いえ、ガッツリ甘いもの堪能したいんで。
「大丈夫です、だってあの一個が来るんですよ。
もう楽しみで。」
正直、甘いものには目が無い。
そんな話をしていると、
目の前にお目当てのケーキが紅茶と届く。
嬉しくて見入っていると、
店員さんが居なくなったあとで、
松井さんは笑いを噛み殺し、
「ホントに好きなんだね。洋服見ていた時のテンションと全然違うし」って、
クスクスと笑っていた。
最初のコメントを投稿しよう!