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「お互いが良ければ良いんだよ。
私だって、諒介くんとお付き合いし始めたときに
何度も何度も、『私なんかでいいの?』って思ったし、
直接話したよ。それでも良いって言ってくれているから、
そっか、良いんだって、割り切ることにしたの。
諒介くん、少しネジが飛んじゃってるから
私でも良いって思ってくれているんだーみたいな感じでね。」
ネジが飛んでいるのかそれはわからないけど、
お姉ちゃんと諒介くんは、諒介くんの方が好きって気持ち
駄々洩れって感じがする。
だからお姉ちゃん、とっても幸せそうだ。
お母さんも私も、安心してみていられる。
特にお母さんは自分が痛い経験をしている分、
私たちにはそんな思いをさせたくないって気持ちが
人一倍強いと思う。
私にも、そんな人がいるだろうか?
出会えるかもしれないけど、
出会えずに一生を終えることもあるだろう。
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