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それを本気で聞いてくれている子が
どのくらいいるかはわからないけど、
そういえば、あの時こんな話をしていたな…って覚えていてくれて
体が動いてくれれば、隙を見て逃げ出すこともできるだろう。
そうすれば被害が最小限で済むこともあるだろう。
事件や事故がない世の中が一番いい。
被害者や被害者家族の悲しみが、
一つでも少なくなることが私の願いだから…。
そんなこと思いながら、毎日を過ごし、
時々高校の時の友達とご飯を食べたり、
警察学校の時のお友達と過ごしたり、
いつもと変わりない毎日を送っていた。
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