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Γまたね」
そう言って大きく手をふった
本当は、またね なんか無いこと知ってるよ
君が他の大学に受かった時から知ってたよ
だから、僕に住む所教えなかったでしょ。
君は、上手にごまかしたつもりかもしれないけど
僕が騙されたふりをしただけ
だって、惨めだろ
・・・・・なんて、嘘
怖かった
君に疎まれるのが
嫌われるのがなにより怖かった
だけど、今思えばぼろぼろにこの想いしてもらった方がよかったかな
諦める理由ができるから
たぶん、君は、僕の事など振り返らずに歩いているんだろう
一度だけ振り向いてさよならって言ってもいいかな
止まらない涙のせいで君の姿が見えないけど
明日、旅立つ君へのはなむけに君が知らないΓさよなら」を贈るね
愛してる 愛してた さよなら
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