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「う、うるせぇ！ボティーガードな！
ボデェってオヤジめ！ABCデェって言うタイプだな！オメェ！まる！」
始まった…
この３人は本当に仲良しだよな。
ぎゃははは！とてらさんは笑い転げる。
ガラスの破片、刺さらないといいけど。
「Dはデェだろかよ！」
なんだか。
ものすごく濃い２日間だった。
昨日のこの時間はまだ優希と義人と買い出ししてたんだよな。
何が起こるか分からないけど…
救われてる。
雅臣、本当にお前に出会えて嬉しいよ。
店のリフォームを考えてるつもりが雅臣を思い浮かべるなんて。
「きよちゃーん。カラオケのテレビ付くかやってみるよー。」
いつの間にかクロさんは機械の点検をしてくれてた。
手伝わないと…
ﾊﾟﾁﾝー
「お、テレビついた。無事か…んあ？」
クロさんの言葉に安堵してテレビを見る。
“今日未明、竹之内グループ社長、竹之内雅臣氏が朝から事情聴取を受けていることが判明しました――――”
は？
えっ？
画面には警察に入っていく雅臣の姿が写し出されている。
「あぁ？マサが事情聴取？！」
てらさんの言葉に我に戻る。
“竹之内雅臣氏と反社会勢力との関係がリークされたものとして警察は任意で雅臣氏から事情を聞く模様です。”
は？おいおいおい…
「そりゃ、親父さんだろが！」
てらさんはテレビに突っ込む。
雅臣が警察に？
裏で動いたのはあの親父だ。
あの野郎…
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