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和希さんが通い妻のように家に来てご飯を作ってくれました。
夢のようです。
「んとに、よく食べるよな。どうなってんだ、その体は。」
「和希さん、呆れてます?」
食べるところをじっと見られるって恥ずかしいけど、幸せですね。
「俺、風呂好きなんだけど浸かっててもいいか?」
「どーぞ。さっき淹れておきました。」
和希さんは長湯だと聞いてるから。
「後で行きます。」
和希さんはきっとこっちと見てると思うけど。僕は振り向きませんよ。
断られても入りますから。
それにしても順序がバラバラだ。
今まではお付き合いをしましょうってなってから少しずつ距離を縮めていたけど。
和希さんは、真逆。
僕の今までの恋愛では考えらない。
焦っても良くないと思ったけど、昨日止められなかったんですよね。
止めたいとも思わなかったですが……
最高の告白をしよう!決めました!
それが人生で最後の告白になるっ!
いつかは指輪を渡して……ふふふ。
和希さん。本当に大好きです。
さて。片付けをしてお風呂に入りましょう。
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