バラの花束をあなたに

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僕の顔を見てクスッと笑って電話に出た和希さん。 「はい。どうです?掃除は?優希は役に立ってますか?」 “めちゃ優秀だよー。1時間後にごはんにしよう!” 「分かりました。その辺で上に上がりますね。」 電話を切った和希さんは優希君が明正兄さんのところにいることを教えてくれる。 「…一時間ですか…」 ボソッとつぶやいた僕を見て 「ほら。一時間しかない。 お前も手伝えよ。」 うーん。一時間あればと思うけど、さすがに。 その後は僕は和希さんのお手伝いをしているつもりだったんですけど… 「…雅臣っ、ちょ…ん!……邪魔すんな。」 って何度か邪魔だって言われました。 こんな癒されるなんて会社のゴタゴタをなんとかして早くこの人を独占したいです!
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