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「うーん!」
2日ぶりに自分のベッドで起きた。
それにしても段々夜型の生活からすっかり昼型になってきてしまっている。
でもカーテンの隙間から差し込む朝の光はすごく綺麗でこの生活も悪くないと思う。
7時か。
優希も起きる頃だし、朝御飯を作ろう。
部屋を出ると優希は起きている。
優希は高校生の姿をしたおっさんだからな。
「はよ。和希~。
朝から雅臣氏の父上の話題で持ちきりだよ?困ったねぇー」
ほら。出た。
ニュースに無関心すぎる善人に少しは分けた方がいいかもしれないぞ。
「あ、昨日のをアレンジして…」
昨日雅臣たちと食べた夕飯を持ち帰ってきたんだ。
頭の中でレシピを考えていると
「…雅臣氏、いつになったら和希を迎えに来てくれるんだろ。」
俺はどこぞの姫か?
弟の発言に半分呆れるも少し同意してしまう。
でも俺は店のリフォームを考えて生計を立てないとな。
今は余裕でも大学とか専門とか優希の進路の妨げになりたくはない。
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