バラの花束をあなたに

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「おっきい……あぁっ!」 「お褒めの言葉、嬉しいですッ!」 一度、離れた腰が勢いよく肌にぶつかる。 優しい雅臣が雄の顔をして俺を揺さぶる。 その顔がたまらなくセクシーだ。 「はぁっ!あぁーっ!ハァ…」 「ハァ…和希さんっ!大好き!」 何度も揺さぶられて快楽に堕ちていく。 雅臣の言葉に返事をしたいけど、出てくるのは喘ぎ声ばかり。 やっと話せたと思えば 「いくッ!んー!雅臣!!」 って絶頂を迎える報告… 「ま、雅臣…ハァ…俺も大好き」 やっと言えたのは雅臣の俺の中に欲を吐き出して妖艶なイキ顔を見つめながら。 「ハァ…ふっ、和希さん。 可愛すぎですって…ハァ…」 爽やかは汗をかいても爽やかだ。 「な、なかなか言えなくて…」 「ふふっ。困りましたね。 本当、あなたって人は…愛してます。」 愛し……顔が一気に熱くなる。 好きな人にこう言われるのは本当に嬉しい。 「お…俺も愛してる、雅臣。」 実は言ったことがないかもしれない。 今までも恋愛で。1度も。 雅臣は言ってきてるんだろうけど。 「はは。初めて言っちゃいましたけど、和希さんにならすごくしっくりします。 本当に……愛してるんです、僕。」
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