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な、何コレ。
善人とゲームを楽しくしようと思ったけど、なんか僕の態度がいつも通りじゃなくて…
「なんで勉強、僕に教わらないの!?」
「なんで優希に教えてもらうわけ!?
俺だって他に友達いるし!」
…変な言い合いに発展してしまった。
「今更だろ!教えながら復習できるし!」
「いーだろ!?俺、今回はものすごく結果残せたんだし!」
「僕の教え方が今まで悪かったもんね!」
「ちっ!違う!俺がちゃんと理解しようとしなかったからだって!」
むぅー善人のくせにぃー!
僕にはいつもヘラヘラして文句言った事なかったのにー!
「じゃ、今つるんでる人だと理解しようと努力したんだねっ!!」
「したさっ!部活終わりにほぼ毎日一緒に勉強したんだ!」
なーにぃー!!
「勉強も出来て、ついに彼女もゲットか!バカ善人ー!!」
「ゲットしてないっ!
アッキーはっ……!!」
「アキー!アキちゃんって口を滑らせたな!この浮気野郎!」
「うわっ!?浮気!?優希には関係ないじゃん!!!」
善人の最後の言葉に胸がズドンと重たくなった。
関係ない。
確かに。無関係なのに。
でもいつも一緒にいるのが当たり前で、僕は一番だったのに。
視界がユラッと揺れる。
「…ゆう……」
ワケわかんない。
僕、女子みたいだ。
でも動けない。動いたらダメだ。
絶対に落ちる。
「優希…」
おかしい。やっぱりおかしい。
僕、和希と同じなのかもしれない。
でも他の男の人はどうも思わないけど。
「ごめっ、帰る!」
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