番外編*僕と彼の新生活

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これから一緒に暮らす、それだけで景色が違って見えます。 いつもならなんてことない景色でもキラキラしてます。 それは隣に和希さんがいるから。 「雅臣、茶碗どれにする?」 はぁーそんな会話すら素敵です。 和希さんとの会話、和希さんが首を傾げる仕草だけでもたまりませんね! 「はぁー幸せです!」 「雅臣!!いい加減に浮かれるな!」 ……ぎゃー女神が!さすがに飽きれを通り越して怒ってますけど。 「…す、すみません。」 「あのな、二人で暮らすって事は今までみたいに良いところだけを見るってわけにはいかないんだぞ?」 良くないところ???和希さんにそんなところあります?? みあたらないですけどね。 「和希さんの良くないところ、ありますか?」 素直に聞いてみた。 約1年何度も泊まったし、体も重ねた。 …全くないんですけどね。 「それは分からんが、もしかしたあるかもしれないだろ。」 そうですか。むしろ、僕の方が愛想尽かされないように気を付けないといけませんね。
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