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買った色違いの夫婦茶碗、マグカップ、箸は持ち帰れたけどベッドはさすがに無理でした。
いや、よくよく考えたらそうなんですけどね。
浮かれましたね。
でもベッドを僕の部屋に移動した和希さんも浮かれていたのかな!なんて思うことにしておきます。
「今夜は雅臣の部屋のベッドで寝るか」
和希さんは少し照れたように言ってくれました。
明日は日曜日。
ゆっくり過ごしたい。ベッドも場所が近いってこともあって明日の夕方には届く。
楽しみですね、色んな事が楽しくて仕方ないです!
***
「んあっ!!」
僕は和希さんをうつ伏せにしてスベスベな肌を撫でて腰を掴む。
そのまま腰を突き上げてこの光景にクラクラしてしまう。
「ハァ…中…絡み付いて……ハァ…」
「あぁぁっ!雅臣!!はげしっ…」
初夜ですから。
同棲初日ですからね。
そりゃ、二人きりですから。
歯止め利かないですよ…
お風呂でも我慢したんですよ、僕。
なのに和希さんが早くベッドにいこうなんて誘うから!!
「くっ!和希さんの!お誘いっ!ハァ…嬉しいっです!!」
「あぁ!誘って…あっ!!ないって!」
もうそんな冗談を。
あの視線、少し濡れた髪…完全に誘ってますからね。
和希さんが枕を掴む手すらセクシーです。
僕は何度も何度も和希さんに腰を打ち付けてしまいます。
止まりません!
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