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「ふふっ。僕は空気が読めるんですよ、雅臣氏。
和希、今日さ、義人んち泊まっていい?」
「あ、そうなのか。分かった。おばさんによろしくな。」
チラリと僕を見る優希君。
??
「え?雅臣氏、帰るの?和希が一人なのは心配だなぁー」
「!!!ですね。確かに。
僕はボディーガードとしてここにお泊まりします。」
和希さんと…二人きり。
あーどうしよう。
「まぁ、別にいいけど。」
って和希さんってなんか危うくないですか?
「雅臣氏。和希と一緒に眠れると思ったら大間違いだからね!」
「そ、そりゃ!僕にだって…理性くらいあるよ!」
なんの会話してんだよって後ろから和希さんに突っ込まれた。
あー。なんて素敵な夜なんだろう。
「和希さん、なんかします?
オセロ?トランプ?映画鑑賞も素敵です。」
優希さんはクスクス笑って手を振って出掛けていった。
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