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『雅臣。気を付けてほしい。
スナックきよは2代目きよに譲るからきよを説得してほしい。』
「おばあちゃん。近々会いに行くよ。」
そうだ。
祖母の土地をきよちゃんに譲れば、そう簡単に手に入れられないはず。
「おばあちゃん。必ず、守るからね。
約束するよ。」
『雅臣。2代目きよには感謝してるんだ。お前と離れて寂しかった私をたくさん癒してくれたんだよ。』
きよちゃん。
感謝しないと。
和希さんと優希君のお姉さんだ。
「じゃ、良い案を考えるからね。」
壮大なプロジェクトを潰そうとしている僕は解任かな。
それでも全く構わない。
守れるなら無職でも大歓迎だ。
気持ち良さそうに眠っている和希さんがいてくれたらそれだけで良い。
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