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全く知らない部屋から出ようと思ったその時、リビングらしいところから明かりが漏れてる。
…廊下を歩いて近づくと
「まだ起きてないぞ。…うん。そうだな…」
誰かが電話で話している。
まずい。
俺、どこにいるんだ?!
人間よく分からないところでもなぜか始めにいた場所に戻ると安心するんだろうか。
俺はまたベッドに潜った。
あ、スマホ…
キャビネットに置いてあったから取ろうとした時、足跡が聞こえた。
来る…誰か来る!!
目を閉じる。
とにかくここは知らないふり…
マサの家だと思ったら違った。
違ったんだ…
「和希さん…」
え…
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