裏切りの真実。

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ならせめてシャワーを浴びたい。 「んっマサっ!!んっ…」 「声…やばい…ですって…」 おっ!お前っ!! 「お前は猿か!!!バカヤロ!! シャワー浴びせろ!!」 頬を少しつねってやる。 「…なら、一緒に浴びます。 てか、風呂場でしますから!! 僕には今夜しかありません!」 なんの話だよ!今夜だけって! そう言っても意外とマサは力が強い。 はいはいって即されて全く知らない部屋を歩かされて脱衣所に連れていかれた。 「マサッ…」 「ほら、脱がせます…」 俺の体は特に脂肪もなくて普通だ。 本当に普通。 むしろ、きよの女装でコルセットしていたから腰が細い。 恥ずかしい… マサの体は…… 「…っはぁ?!なんでそんなムキムキなんだよ!」 「バレーしてたからですかね。 なんか昔から筋肉質なんですよね。」 あんなに食べるのに?! 不公平だろ! 「和希さんの体…やば……」 じっと見られても困る… ガッカリされてももう行き場はない。 「…やばいよな…」 ガッツリ脱毛してるから本当に男か女かって感じだろう… 「僕、ギンギンすぎるですけど!」 …はぁ? ゴクリと喉を鳴らすマサは獲物を捕らえたライオンか? 「…お…おまっ…」 「和希さんの体…エロ…」 マサは本当に目が悪いのかもしれない。
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