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あの日、あなたがいなくなってから数日間、私は放心状態だったらしいです。
結真がそう言ってました。
私自身、よく覚えてません。
それでもいつの間にかショックは薄れたことにして、何事もなかったように卒業しました。
きっとそれまでのことを全部箱に押し込めてしまったんでしょう。
その反面、これじゃだめだという強い何かが箱のスキマから漏れ出てきて、ふとしたとき私を苦しめるんです。
わたしは、本当は、あの日々のことを忘れたくないんだと思います。
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