伝説

2/2
前へ
/68ページ
次へ
ユーフレイト河のほとりにある小国バビリム王国。 天の神アヌに授けられしブルークリスタルロッドの輝きによって、長きに渡り繁栄を続けていた。 しかし、欲望に目が眩んだ隣国スマールにより、バビリム王国はその支配に屈した。 天よりブルークリスタルロッドを奪うべく、巨大な塔を建築したスマールだが、それは、天の神アヌの逆鱗に触れてしまい、ようやく完成した塔は、呆気なく崩壊してしまった。 そのうえ、塔の影により光が遮られ、ロッドに封じれていた悪魔ドルアーガが復活してしまう。 ドルアーガはブルークリスタルロッドを天から奪い去ると、その魔力を持って塔を迷宮へと変え、天からロッドを取り戻さんとやってきた者達を返り討ちにしていく。 女神イシターの巫女カイは、ドルアーガからブルークリスタルロッドを取り戻すべく単身塔へと乗り込むが、逆にドルアーガに捕まり、囚われてしまう。 その後、何百、何千、何万もの勇者が挑むが、誰一人として帰っては来なかった……。
/68ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加