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通話からしばらくは
ラインで様子を見ることにした
何故か
ゆうの事を深く知ってはいけない
そんな気がしてたからな
だが
ゆうは通話以降
おはようございます!
これから部活なんですよー
終わりましたー
今日も残業ですか?笑
など
毎日ラインが続く
悪い気はしなかったからか
俺も適当に返す
そしてたまに通話をしたりして
数日が過ぎた
学校帰りに
新宿で遊んでいる
というラインだった
俺は軽いノリで
俺の地元から近いし
遊び来れば?
と返すと
ずるいです笑
行きたくなります笑
だが
明日は休みじゃなく
今はテスト期間だから行けない
だから
来月遊ぶ
という流れになっちまった
そして
1月20日
俺は久々の熱発
39突破という
ちょいとテンション崩壊レベルの夜を迎えたんだが
夜中の3:00過ぎ
ゆうからのラインで目が覚める
ほんとどうでもいい話なんですけど
いつもの笑がない内容に俺は
なんかあったなと思い
電話すっから待ってろ
そう言い
約二時間話した
内容は
最近彼氏を作った
だが
話を聞く限り
ろくでもねえ糞野郎だったわけよ
束縛しといててめえは遊ぶ
事あるごとに
元カノはそんなことしなかった
元カノはこうだったけどお前は違う
俺はまだ元カノ好きだし
え?
なんなのこの勘違い君www
いっぺんしめてやろうかwww
となるほどイラつく
俺はこういう男が一番嫌いだ
ゆうはわからない
と号泣してるし
とりあえず
ゆっくり話を聞く事にした
少しずつ話せるようになり
普通の会話も話せるようになった時だった
もう大丈夫です笑
またあの笑い方がでたんだ
違え
大丈夫じゃねえ
これは違う
…その笑い方やめろ
なんで俺に連絡した?
助けてほしかったんだろ?
今になって強がるな
するとゆうは
軽いパニックになり
なんですか…と泣きじゃくる
俺は気が付くと
ゆうな…いいか?
なんとかしてやるから
明日俺んとこ来い
仕事終わったら
飯食いながら
ゆっくり話を聞く
あだ名ではなく
名前で呼び
なんとかしてやりたい
と
悪い病気がでてしまっていた
ゆうなは
行きます
と
即決だった
この選択が
俺達を大きく変えてしまうとは
まだわからなかった
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