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「やす……苦しっ……う、ぁ……」
容赦なく責め続けられて床に晴明の額が落ちる。かり、と立った爪が白くなった。
「ココは悦んでいるがなぁ」
ぎりぎりまで引き抜けば離すなと言うように粘膜が絡みつく。奥の奥まで埋め込めばもっと深くと誘い込まれる。わざと音を立てるように秘門をぐちゃりと掻き回されて、濡れた肌の擦れ合う音が聴覚を犯していく。
「い───……っあ、あ……や……っ」
言葉を成さなくなった晴明に、背後で保憲が声を出さずに笑う。
「───ふ」
緩められた指に、晴明の伏せた睫が揺れた。
息をつく間もなく強く握られて擦り上げられて。追い上げられる晴明があえかな声を零しつづける。
晴明の背中に寄せていた身体を起こした保憲が、抱え直した腰にぐいと突き込む。
声なき叫びを上げた晴明の背中が大きく撓った。
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