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でもでも、これくらいでめげるな、私。ずっと見つめてきたこの気持ちに素直になるのよ!
「あの、お名前を教えてください。私、花宮です。花宮萌々」
「花宮ちゃんかぁ。俺の憧れの選手と同じ名字じゃん。俺は、武田だよ。武田慎吾」
「武田くん。良かったらこのチョコ、今から私と一緒に食べてください」
ホモォさんでもいい。真面目くんじゃなくてもいい。武田慎吾くん、君は私の王子様です。
私ね、君の通う学校の高等科に合格したよ。
四月になったら、必ず告白しに行きます。待っててね!
−Fin−
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